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2025年12月22日 [アプリ屋さんのIoT]

制御モーターの下ごしらえ

サーボモーターの初期設定作業 今回はサーボモーターであるFeeTechのFT1190M。
その初期角度の調整を行う作業を紹介します。



小型でありますが、高トルク(力強い)のサーボモーター「FT1190M」。
今回は機械に組み込むための初期位置の調整を行います。

サーボモーターは、受信した信号の周波数によって、決められた角度に止まるモーターの一種です。
細かい精度で制御することが可能で、ロボット制御に向いています。

先に書いたように、モーターは入力された周波数で決まった角度で止まります。
よって、組み込む前に初期位置を揃える必要があります。
今回は、その作業になります。



作業内容は簡単。
治具(ジグ)にモーターを接続して、ボタンを押すだけ。
治具は1秒間のインターバルを挟み、2か所に順次止まるように作られています。

2か所目に止まったところに、マジックでマーカーをつけて完了です。


マーカーを付けることで、
・テストを行ったこと(初期不良がない)
・マーカーに合せてパーツを取り付けることで、手戻りを少なくする
といった効果が期待できます。


作業は短時間で簡単ではありますが、問題は個数。
この機器では、同じロットで、数百個を調整する必要があります。



アプリ屋さんから見ると、品質管理の面において、ソフトウェアの工程とは違うなと感じるばかりです。
ソフトウェアでのデバッガに位置づけとなる、今回の治具。
この一手間が、この後の作業を大幅に減らすことができます。



今回は組み込み用サーボモーターの初期化作業を記事にしました。



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