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昨今生成AIを利用して、多くのコンテンツが日々生成されています。
今回は、汎用型生成AIである、ChatGPT、Google Gemini、MS Copilotを試してみました。
世の中には、コード生成AIのDifyやClaude Codeなどもありますが、手軽に使用できる前者を選びました。



今回試したのは、CLI（テキスト形式）のゲームをC++で作ってもらいました。
コマンドプロンプトには
「C++でコマンドライン式の何かゲームを作ってください。」 を入力。

はたして、各生成AIは、何を作ってくれるのでしょうか？


ChatGPT：数当てゲーム（High or Low）
Gemini：ダンジョン探索型RPG（ローグライクの基礎）
Copilot：ダンジョン侵入型RPG
が作られました。



ChatGPTは、乱数で生成された数字を当てるゲームを作りました。
数字を入力すると、生成された数字が入力された数字より大きいかを表示します。
数字が一致すれば、ゲームクリアとなります。

ChatGPTでは、次の順番で答えを返してくれます。
・どのコンセプトで生成するか
・ゲームのルール
・ソースコード
・コンパイル（実行ファイル作成方法）
・今後の発展について
・実行方法
・今後の改造提案



Geminiでは、ローグライクな迷路探索型のゲームでした。
ローグライクは、古典的なフィールド型RPGゲームの総称です。昇華させた有名なゲームとして「トルネコの大冒険」シリーズが有名かと思います。
ダンジョン全体が表示され、キーによって上下左右にキャラクターを動かします。
宝物を入手して、ゴールを目指します。

Geminiでは、次の順番で答えを返してくれます。
・ソースコードのコンセプト
・ゲームのルール
・ソースコード
・コンパイル（実行ファイル作成方法）
・学べる事
・今後の改造提案



Copilotは、ダンジョン侵入型のゲームを生成しました。
部屋ごとに敵が現れ、戦うか逃げるかを選択しながら次の部屋に進んでいきます。
敵との戦闘で勝利すると、レベルアップして、キャラクターが強くなります。
戦闘に敗れるとゲームオーバーとなります。
（ソースコード上、逃げ続ければいくらでも奥へ行けますが・・・）

Copilotでは、次の順番で答えを返してくれました。
・ゲームのルール
・ソースコード
・コンパイル（実行ファイル作成方法）
・コンセプト
・今後の改造案の提案



3つの生成AIにゲームを作ってもらいました。

ソースコードを読んでいて気が付いたこととして、変数名などがきちんと選択されていることに驚きました。
多分ですが、GitHubなどを学習しているのだと思いますが、大変感心したレベルの高さでした。

「テトリスを作ってほしい」などの具体的なゲーム内容を指示しなくても、自動でルールを決めてくれるのには驚きと便利さを感じました。

また、どのAIも特徴を出しながら、ソースコードの説明や、今後の拡張・改変ヒントを返してくれました。
このヒントをベースに対話しながら作りこみができるのだろうな、と思った次第です。


今回は生成AIを利用した、CLIゲームの作成を記事にしました。


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