小ロット・急ぎのものづくり 何でも相談ください

ブログBlog

2025年06月23日 [アプリ屋さんのIoT]

配達員さんにお礼を!(LEDと音声IC)

フロップセンサー(LEDと音声合成) 今回は、前回のフラップ(ベロ)の開閉センサーを入力とした場合、出力となる部分となります。


今回は、LEDによる光る記号(赤いハートを選びました)の出力。そして音声合成による「ありがとう」の言葉をスピーカーから流したいと思います。



まずはLED(発光ダイオード)から。
始め、液晶や有機ELを利用して、お礼の言葉を表示されることを考えました。
ただ、試作品を作っても、あまり目立たず。
ならば一層のことと、LEDをハートの形に基板に並べてみました。

平面型LEDもあり、その方がスッキリをした見た目になりますが、在庫整理を兼ねて一般的なLEDを利用しました。
(平面実装型は一般のLEDよりも割高なのも理由の一つ)
平面実装型のLEDは、いつかチャレンジしたいなと思っております。



今回のメインとなる音声合成について、まとめていきます。

このモジュールを制作するための重要な部品は4つあります。
・制御用マイコンボード
・音声合成用LSI
・アンプ
・スピーカー
以上です。

作り方によっては、省略することもできます。
例えば・・・
・制御用マイコンボードを使わずに、パッケージを利用する方法
・スピーカーをアンプ付きのを利用する方法

前者は安価な部品も販売されているようなので、値段的には20%程で入手できるみたいです。
後者は、回路組み立てができるのであれば、別々に購入した方が安く仕上がると思います。


今回利用した音声合成LSIについてです。
音声合成LSI 株式会社アクエスト社 ATP3011F4-PU
秋月電子通信販売サイト(外部サイト)
Youtube等のゆっくり解説で利用されている、アクエスト社のAquesTalkを利用できます。


アプリ屋さんからすれば、専用ソフトウェアがあるので・・・と感じられますが、1つのLSIで表現できるのは凄いなと思ったりする次第です。
スケッチ(プログラム)では、簡単な設定データで初期化すれば、あとは読み上げたい文章を送るだけで音声合成ができます。
C言語的には、「printf」を使う要領で利用できるので、スケッチ次第では簡単な秘書的な役割はこなせそうですね!



続いて、スピーカーとアンプです。
音声合成LSIの出力は小さいため、アンプを経由して信号を増大させ、スピーカーに接続する必要があります。
アンプモジュール 株式会社秋月電子通商 AE-PAM8012
秋月電子通信販売サイト(外部サイト)

最大増幅値 18dB

秋月電子で販売されているアンプモジュールキットです。
モジュール本体は、電源2本、スピーカー出力2本、入力信号用2本の計6本で駆動させます。


スピーカーには、ブレッドボード用のものを使用しました。
音声出力には、パッシブブザーなどもありますが、ここは一般的なマグネット方式のスピーカーを採用しました。



3本のチルトスイッチ型センサーによる入力、LEDによる発光表示、音声によるお礼の3つの小型モジュールができました。
このモジュールを、Speed社のXIAOを利用して制御し、投函センサーモジュールとして完成させました。



前回と今回の記事で、投函時のフラップの状態を把握して、投函されたかを判定するモジュールを制作しました。
今回は主に音声合成LSIについて、記事にしました。



IoT開発を行って、仕事の効率化や豊かな生活を送りませんか?
「Let's extend technology!!」
を合言葉に、
IoTの事例やヒント、開発記を投稿していきます!

ハードウェア業者と、話がうまくできない。
そんなときは、両方に対応している弊社にご相談ください。
お待ちしております!
WEBでのお問い合わせはこちらから

PageTop