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2025年05月26日 [アプリ屋さんのIoT]
リードスイッチ

サンワサプライ株式会社
Wifiドアセンサー Sanwa Connect
400-SSA002
分類としては、Wi-Fi通知型リードスイッチとなるでしょうか。
リードスイッチは、磁気で作動する非接触型のスイッチです。
一般的なリードスイッチは、接点を磁器によって動かし、ある地点で接点が重なり、通電する装置の様です。
(動いたときにオンになる)
今回のセンサーの場合、左(白)が本体で、右(グレー)が磁気装置(単なるマグネット)になるようです。
説明書によれば、本体と磁器装置を5mm以内に設置。
扉等が動き、磁気装置との距離が離れた時に、本体からWi-Fi経由でスマホアプリに通知が届きます。
・玄関扉に設置して子どもの帰宅時間の確認
・窓ガラスに設置して、高齢者の見守り
(一時期、魔法瓶でメール通知というのも流行りましたね)
・使わない勝手口に設置して、防犯効果
などがあるのではないでしょうか。
一つのアプリで、複数のセンサーの状態が把握できることが、利点になると思いました。
気になるのは電源。
1つ目は、リチウム電池という少々珍しい電池を利用すること
名前は似ていますが、二次電池(充電可能電池)のリチウムイオン電池ではありません。
高出力が売りの様で、カメラのフラッシュなどに利用しているようです。
あとは、値段でしょうか、1本250円以上です。
2つ目は、電池の寿命。
公式サイトでは約2,800回。
1日7回の開閉で、1年持つようです。
開閉なし(防犯利用等)の場合でも5年間持つようです。
郵便と新聞、ポスティング等を考えれば、投函で1日2〜7回。
前回も書きましたが、電池残量の可視化が不可欠化と思いました。
リードスイッチにたどり着くまで、頭の中でシミュレートしながら仕掛けの構造を考えていました。
マグネットの動きをコイルに連動させ、その電流値を計測して、センサーにできないかと考えました。
ただ、これだけIoTが普及している、扉の開閉など一般的な用途であるの。
なので簡単な部品があるはずだ、と探していたらリードスイッチに出会い、
この製品にたどり着きました。
ちなみにリードスイッチの特許は1941年にウォルター・B・エルウッド氏が取得しているようです。
エルウッド氏に感謝して、リードスイッチを使いたいと思います。
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