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2025年06月09日 [アカデミック]
アイデアの出し方

仕事や趣味、今日の献立等々アイデアはいくつあっても困るものではありません。
今回紹介するのは、アイデア出しの鉄板「ブレインストーミング」と、ゲーム感覚でアイデア出しができる「635法」を紹介したいと思います。
鉄板の手法「ブレーンストリーミング」(通称「ブレスト))。
細かい理念等はありますが、ここでは要点を紹介。
大事なことは「何事にも否定をせずに、アイデアを出し続ける」。
これだけです。
まずは、題材を決めます。
そして、制限時間まで、あとは淡々とアイデアを出していくだけです。
名前の「Brain Storming」を直訳すると、脳の嵐。
アイデアを出し続けることで、脳内にアイデアの嵐を巻き起こす。
と、いうのが名前の由来だそうです。
本気で行うと、脳の疲労を感じるので、脳の中で嵐が起きているんでしょう。
もう一方の「635法」。
365日のアナグラム、誤植ではありません。
名前の由来は、「6人で3つのアイデアを5分間で出す」の頭の数字をつなげたものです。
まず準備として、6人一組を作ります。
5分間で、各自3つのアイデアを出し、紙に記入します。
時間経過後、隣の人に渡して、同じようにアイデアを出していきます。
ここで、ブレインストーミングと同じように、以前の答えを見ながらアイデア出しができるのが強みでしょう。
1週(用紙に6人分)したら終了です。
ブレインストーミングとの大きな点は、必ずアイデアの数が決まっていることです。
635法の場合、6 × 3 × 5 = 108で、1グループで108個のアイデアが出ます。
グループ数が多ければ、更に多くのアイデアが生まれるでしょう!
数人のブレインストーミングでも100個出すのは結構大変なもの。
それを30分で必ず答えが出そろうのは、すごい方法だと思います。
人数が6の倍数でない場合でも、回す回数が減るだけですが、十分に結果がでると思います。
アイデアにつまったら、是非635法も試してみてください。
ブレーンストリーミングの欠点は、議論に向かないシャイな性格の人からアイデアが出にくいこと。
また、真剣に考えない人がいることではないでしょうか?
紙に書く、ノルマを定めるなど、ブレーンストリーミングより一歩進んだアイデア出しかと思いました。
ハードウェアの教科書は、ソフトウェアに比べると圧倒的に不足しています。
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