[検証!DIY]
2026年06月08日
付箋の粘着力
今回の「検証!DIY」では、付箋(ポストイット)を検証してみました。
※DIY (Do It Yourself :できることは自分で行おう)。日曜大工
付箋は、メモとして活用することが多々あると思います。
粘着性がそこそこあり、それでいて剥がすときには跡が残りにくい性質があります。
うろ覚えですが、接着剤を作る過程で、真逆の性質(剥がれやすい)に挑戦したのが始まりでした。
今回紹介するのは、付箋の粘着の仕組み、付箋の正しい貼り方、そして種類について紹介したいと思います。
1. 接着の仕組み
付箋の特徴として、何度でも貼り剥がしができることが挙げられます。
普通の糊ですと、一度接着したものは、簡単に剥がすことはできません。
※紙用の糊では、条件によって剥がすことが可能です。詳しくは前回を参照してください
付箋の接着面は、アクリル系粘着剤など特殊な高分子でできています。
この高分子の大きな特徴として、粘弾性が挙げられます。
粘弾性とは、個体と液体の両方の性質を併せ持つと考えてください。
接着時には、この高分子が液体のように広がり、対象物に粘着。
剥がした時は、元の球体に戻ろうとし、再び接着できるようになります。
2. 付箋の使い方
付箋の束から、1枚剥がし、それを対象物に貼るだけです。
ただ、使い方を間違えると、折角の粘着力を弱める可能性があります。
弱まる原因として、以下のものが大半を占めます。
・接着面の減少
・対象物の汚れ
・対象物の素材
付箋を束から剥がすときに、紙が丸まり、癖がつくことがあります。
この丸まりの癖が、接着面を減少させ粘着力を弱める原因となります。
では、正しい剥がし方は?
1枚目の写真のように、接着面に対して紙がカールしない(糊の不着面に対して平行に)方向に向きます。
2枚目のように、直角に剥がすと、紙がロールしやすくなります。
2枚目の写真のように剥がしたのが、下の写真になります。
紙全体が歪んでいるのがわかると思います。
対象物に埃や油脂(手の脂など)が付いている場合、
埃に接着剤が付着するため、対象物への接着面積が減りますし、
埃等が対象物より剥がれることも一因になります。
この原因の対応策としては、付箋を貼り付ける前に、軽く拭き掃除を行えばOKです。
PC用のディスプレイに貼るときに備えて、常に綺麗にしたいものです。
最後の素材です。
設計思想としては、紙を傷つけずにシールを貼ること。
よって、接着剤の性質も相俟って、布や凹凸面があると、接着力が弱くなります。
(凸部分にしか接着しないため)
ちょっとした裏技ですが、普通のシールにリップクリームを塗ると、
付箋の様に何度か貼り剥がしができるようになります。
参考までに。
3. 付箋の種類
付箋と言えば、デスクワーク用の弱粘のものが多いです。
一方で、引越や書類保管に使われるダンボール向けの再貼り付け可能なシールもあります。
(ページトップの右側のシール)
今回は付箋について紹介を行いました。
次回は、耐荷重テストを行いたいと思います。
世の中には様々な素材や消耗品がいっぱいあります。
Let's DIY!を合言葉に、オリジナル作品の製作を楽しみましょう!



