[検証!DIY]
2026年04月13日
台所用ラップの違い
今回の「検証!DIY」では、台所用ラップを検証してみました。
※DIY (Do It Yourself :できることは自分で行おう)。日曜大工
家庭用ラップには、2段階の価格帯があります。
こちら、ブランドによるものではなく、主原料の違いによるものです。
今回はDIYの視点から、このラップの特性と活用術について紹介したいと思います。
今回比較したのは、以下の商品です。
| メーカー | 旭化成ホームプロダクツ株式会社株式会社ナナプラス | |
| 商品名 | サランラップ | ピッタリ密着ラップ 食品用 |
| 主成分 | ポリ塩化ビニリデン (PVDC:Poly Vinylidene Chloride) | ポリエチレン (PE:Polyethylene) |
| 耐熱温度 | 140度 | 110度 |
| 耐冷温度 | -60度 | -40度 |
となります。
では、比較をしていきたいと思います。
接着能力。食器などに強く吸着するかになります。
結論から述べれば、ほぼ同等でした。若干PVDCの方が強力に感じました。
細かい仕組みについては省略しますが、相手の素材に対しての相性が決まります。
PVDCはPEと比較すると、分子構造の複雑で、重みがあります。
PVDCは塩素を含んでいるため、若干のペタ付きを感じることがあると思います。
このペタ付きがPEよりも強力に密着する理由となります。
両方とも、埃を防ぐ分には十分だと思いましたが、PVDCの方が厚みがある分丈夫に感じられました。
次はPVDCの用途に関してです。
PVDCはPEに比べて、酸素の遮断率が100〜200倍高いのが最大の特徴です。
つまり、酸化しにくい(素材が悪くなりにくい)性質を持ちます。
電子製品などを長期間保管する場合には、PVDCにて梱包しておくと劣化速度を落とすことができるでしょう。
また、PVDCは防臭効果も強いので、冷蔵庫などで冷やす必要がある場合にも有効です。
そして丈夫さと密閉性を利用して、
・ペンキ塗りなどの時に、トレイのカバーにする
=>ラップを捨てるだけで、手入れ完了
・養生テープの代わりに利用し、例えば万力を使った接着剤の溢れを防止
=>接着剤とPVDCの親和性が弱いため、漏れにくい
などが考えられるでしょう。
こうなるとPEのメリットがないですが・・・
価格と環境(PVDCは塩素を使用しているため)の配慮は上でしょう。
最後に注意点。
PVDCもPEも紫外線には弱いです。
ですので、屋外や陽の当たる場所での保管や用途には注意しましょう。
今回は台所用ラップの検証を行いました。
買い物をする場合には、原材料を比較してみるのも面白いと思います。
世の中には様々な素材や消耗品がいっぱいあります。
Let's DIY!を合言葉に、オリジナル作品の製作を楽しみましょう!



