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[アカデミック]

2026年03月02日

学習過程-大学院へのキャリアパス

大学院へのキャリアパス 今回と次回の2回に分けて、研究者になるまでのキャリアパスを考えてみたいと思います。

キャリアパスというと、転職や社内での昇進などで使われることが多いですが、
この単語は仕事だけの専門用語ではないそうです。

現在、文科省では、小学校から高校までの12年間、キャリア・パスポート制度を実施しているようです。
キャリア・パスポートは、学生一人ひとりの学生のポートフォーリオとして節目で振り返り、次に活かす手助けをするノートのようです。



教育はそれぞれの段階を踏んでいて、日本では主に次のようなシステムになっています。
高等教育は多数のパターンがありますが、4年制の大学を卒業し、大学院への進学をモデルケースとしました。

教育課程教育校義務資格
初等教育 小学校 
中等教育(前期) 中学校 
中等教育(後期) 高等学校 
高等教育 大学  学士 
高等教育(博士課程前期) 大学院  修士 

日本の受験戦争と呼ばれる入学試験は一般的には2回。
高校入試と大学入試になると思います。

学校で勉強して、塾へ通い、入試対策を行い臨んでいく。
一度は通った道とはいえ、頭の下がる思いです。



世の中には、テストは苦手だけれでも、研究者になりたい人が一定数いることは確かです。
最近では、テストでは計れない実力をみるための入試科目などもありますが、まだまだ浸透しているとは思えません。



そこで、ちょっとした近道を紹介したいと思います。
4年制の専門学校(※)を卒業し、高度専門士の資格を取得する方法です。
専門学校は大学と比較すると、受験の敷居は低いと思います。
※4年制の学校ではなく、認可の専門学校が対象となります。


高度専門士は、学士(大学卒業)と相当とみなされ、大学院への受験資格が与えられます。
ですので、大学院で研究を行いたい、その後に研究者になりたいというのであれば、一つの選択肢といえるでしょう。

ただ、4年制の専門学校は技術を中心に学ぶことが目的ですので、
英語やその後の研究に必要な教科を学ぶ機会がないまま、研究者としてスタートします。
その点を挽回すべく努力は必要ですので、諸手も挙げての別ルートとはいえません。
あくまで、入試が苦手な人のための、迂回路の一つだと思っていただければ幸いです。


次回は、大学から博士資格についてを紹介したいと思います。



今回は、高校までのポートフォーリオである「キャリア・パスポート」と学位相当である高度専門士の紹介をしました。


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