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2025年07月14日 [ものづくり]
新企画「検証!DIY」が始まります!

※DIT (Do It Yourself :できることは自分で行おう)。日曜大工
接着剤やテープ、釘などなど、DIYでは多くの消耗品を利用します。
新企画では、同じ会社の異なるシリーズの接着剤を利用してみたり、推奨用途以外に試してみたりと、DIYに関する検証を行っていきます。
検証するものとして、消耗品と対象物に分かれると思います。
消耗品は前述のように、接着剤やテープ、釘などが代表的でしょう。
一方の対象物には、木材、布、皮、硬質ゴム、発泡スチロール、プラスチックなどなど枚挙にいとまがございません。
ここからは接着剤を例にとっていきます。
接着剤は、事務用品のノリを筆頭に、木工用、皮・ゴム用接着剤、そして古くはコメが使われています。
各製品には用途が記載されていて、その主成分も異なります。
では、ここで、用途を守らなかったらどうなるでしょうか?
もちろん、ある程度の効果は得られると思いますが、実用に耐えられない可能性が高いです。
(用法・用量は正しく使いましょう)
接着剤には、大きく2つに分類されます。
一つは、接着剤が、対象物に染み込み、そして接着剤同士が接合する形式。
もう一つは、一時的に対象物を溶かすなどして接合する形式です。
前者の代表例は、ノリや木工用ボンド(コニシ社)。
後者の代表例としては、プラモデルの溶接型接着剤が有名ではないでしょうか。
最後に簡単に主成分をまとめてみましょう。
・プラスチック用(ポリプロピレン) :スチレンブタンブタジエンゴム
・皮革、布。ゴム。効果プラスチック用 :スチレンブタンブタジエンゴム、ノルマルへヘプタン
・速乾用木工用ボンドガラス、金属、ゴム:ジアノアクリレート
・速乾性木工用ボンド(コニシ社) :酢酸ビニル樹脂
・木工多用途用ボンド (コニシ社) : 酢酸ビニル樹脂、エチレン
メーカーや用途によって、主成分が異なるのはご理解いただけたでしょうか。
この違いが、接着剤の特徴へとつながっていきます。
このBlogでは、ホームセンター等で見つけた珍しい消耗品の紹介や、使用の体験談などを紹介していきます。
多分、失敗例が多くなると思いますが、DIYでの教訓として利用してもらえれば幸いです。
世の中には様々な素材や消耗品がいっぱいあります。
Let's DIY!を合言葉に、オリジナル作品の製作を楽しみましょう!