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2025年02月17日 [アプリ屋さんのIoT]
5大装置と拡張パーツ (1)

答えは「ソーラーシステム(Solar System)」です。
今回の話題は「システム」についてです。
システムは日本語では「系」。
先の例では太陽系が良い例でしょう。
コンピュータや電子機器のことは、「処理系」などと呼ばれることがあります。
この「系」ですが、漢字の成り立ちは、糸を繋げる様子を表したようです。
そして、大きく2つの意味を持たせました。
「繋がり」と「まとめ」です。
今回のシステムに関しては、後者の「まとめ」となり、複数の機能を持ったものをまとめ、一つの形にしたものとなります。
さて、今回のシステムに「系」を用いたのか。
記事として取り扱ったのか。
それは、IT系の主にハードウェアを構成する「5大装置」を紹介していくためです。
IT系の資格では必須である、五大装置を見ていきましょう。
5代装置とは、モデル化するために5つに分けた主たる機能を分類したものです。
その5つは、以下の通り。
・演算部(計算を行う。主にCPU)
・制御部(他の4つの部の情報の制御。主にマザーボード)
・記憶部(演算に用いるデータの保持。主にメインメモリ)
・入力部(システムに対してのデータ入力。主にキーボード)
・出力部(システムからのデータ出力。主にディスプレイ)
今回はPCを例にしてみました。
想像できたでしょうか?
この5大装置は、入れ子(その子供として、同じように構成)にできます。
つまりサブシステムも同じように5大装置を持っています。
例えば、入力装置である一般的なPCキーボードを例にとって考えてみましょう。
・演算部では、キーボードの接続(特にUSBなど)状況の判断。
・制御部では、他の部とのデータ管理。
・記憶部は、PCとの接続状況の一時バッファ。
・入力部は、ハードウェアのキー。
・出力部は、PCへのキーの押下状態の送信、インジゲータの点灯
などでしょうか。
そして、逆にあるPCを演算部にして、周りに各部を追加していくことも可能です。
C/Sシステム(クライアント/サーバシステム)などが良い例かと。
文頭のクイズに帰着しますが、アンドロメダ銀河系、太陽系、宇宙船地球号の自然システム・・・
とシステムは入れ子状態に存在することが理解できたと思います。
この系(システム)としての見方を身に着けると、独立・分担化した作業が可能になります。
次回は、今回を踏めて、次の内容を記事にしたいと思います。
この5大装置の実は大きな問題点。
実は6大装置?
入れ子例としてマイコンボード(Arduino)を使った例。
を紹介していきたいと思います。
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