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出張で鎌倉に行ってきました。

今年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」。タイトルの通り鎌倉がメイン舞台になっています。
鎌倉駅では、デフォルメ化したキャラクターや、土産屋での新商品。コロナ禍とは思えない賑わいを見せていました。
ただ平日のためもありますが、人の出はそこそこ。歩きやすくて、病魔とのバランスに複雑な気分も。

さて、写真は鶴岡八幡宮。鎌倉の八幡様として有名な神社であって、鎌倉屈指の名所です。
狛犬さんに注目下さい。お二人もマスク姿。もちろん、風邪ではなくマスクエチケットですよね。

狛犬さんや門に祀られている仁王様。片方が口を開き、相棒は口を閉じています。
これが「阿吽（あうん）」。ひらがなで「あ」と「ん」に該当します。もうひとつ、「阿（あ）」は邪気を吸い込み、「吽（うん）」はその邪気を封じ込め、世を浄化している説も。
だとすれば、「阿（あ）」の狛犬さんはマスクをしていて、邪気を吸い込む使命も大変だなと思った次第です。

マスクには髭の様な赤い髭の様なシンボルが。阿吽の梵字でも良かったかな。狛犬のフィギュアを買ってきて、作るのもいいかも。


話変わって、嬉しかった事を追記。
山道を歩いていたら、ソロの外国人観光者がゴミを拾いながら歩いていました（写真を撮っていたので多分観光人かと）。
日本人のみならず、外国からの来訪者も神社に敬意を示して綺麗にしてくれるという嬉しさ。
ポリ袋をプレゼントして、少しの間ですがコミュニケーションをとりました。

小さな出会いで一期一会と思いますが、人の温かさと異邦人でも心根は同じなのだと感じた一日でした。